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肝斑ピコトーニング(ピコジェネシス)
ピコトーニングとは
ピコトーニングとは、レーザーを弱く当てることにより、メラニンを少しずつ減らしていく施術です。これにより、レーザー治療が不可能であった肝斑にもレーザー治療が可能になりました。その中で、従来のピコトーニングよりも照射時間(パルス幅)の短いピコレーザーを用いたトーニング治療がピコトーニングです。
ピコトーニングは肝斑の改善だけでなく、くすみや炎症後色素沈着、毛穴などの肌質改善にも効果的です。ダウンタイムもない施術です。
なぜ、今まで肝斑は、レーザー治療が不可能だったのか
しみも肝斑もメラニン色素が蓄積していることにかわりはありません。しかし、肝斑においてはメラニンを作りやすい状態になっているため、肝斑に普通のシミと同じようにレーザーを当てると、かえって色が濃くなることがおきました。そこで、肝斑の機嫌を損ねないように低出力照射をし、さらにレーザー1ショットあたりの照射時間を超短時間にする機能を持たせることで肝斑治療が可能になりました。その分、照射回数が1ヶ月毎施術で7~10回と多く必要となりますが、回数を重ねることで少しずつよくしていく治療となります。
痛みが少ない照射
ピコトーニングは、従来機器でのトーニング治療よりも痛みがかなり少ないため、麻酔なしで照射することができます。
施術方法
皮膚から数センチ離した状態でレーザーを照射していきます。
照射時に少し痛みを感じますが、麻酔が必要な程ではありません。
- 1ヶ月ごとに、7~10回の施術が必要です。
- その後も定期的な継続施術をお勧めしています。
肝斑治療として、最初からはピコトーニングをしておりません。まずプレトリートメント治療として、内服・外用治療を1~2ヶ月間して頂き、肌のコンディションを整えてからピコトーニングの必用な方に施術します。
症例
よくあるご質問
肝斑にレーザー治療をしてはいけないと聞きますがどうなのでしょうか?
肝斑に一般的なしみ治療レーザーをすると、肝斑が濃くなり逆効果とされていました。
しかし、ピコトーニングでは弱い照射を数回繰り返す方法にすることにより、肝斑の悪化につながる刺激を避けながら、直接治療することが出来るようになりました。
ピコトーニングでは痛みはありますか?
軽い痛みを感じる程度で、通常は麻酔なしで施術します。ただし痛みの感じ方はかなり個人差がありますので、必要に応じて照射方法をかえたりします。
照射後は、かさぶたなどできますか?
施術直後は、照射した部分に少し赤みがありますが、すぐにおさまります。
直後からメイクも可能ですし、かさぶたにもなりません。
肝斑治療として最初からピコトーニングはできますか?
まずは1~2ヶ月間、内服・外用治療などのプレトリートメントをお願いしています。この治療で改善しにくい方に、次のステージとしてトーニング治療をご案内しています。
ピコトーニングを何回くらい受ければ肝斑はよくなりますか?
個人差がありますが、7~10回程度が平均的なところです。
何回目あたりから効果が実感できますか?
まず肌のハリ感の方を先にご実感頂くことが多く、肝斑の色の改善に関しては、2~3回目くらいからご実感頂くことが多いです。
施術はどのくらい間隔で必要ですか?
通常1ヶ月ごとにお受け頂きます。
ピコトーニング施術に際し、合併症はありますか?
最初の1~2回、赤い点状のものができることがありますが、回を重ねるごとになくなります。また、肝斑が悪化することもあります。