ZO SKIN HEALTH(ゼオスキンヘルス)治療に精通したクリニック
ZO SKIN HEALTHとは
ZO SKIN HEALTHはアメリカ ビバリーヒルズの皮膚科医である、Dr.オバジにより開発された医療機関専売のスキンケア・システムです(「ZO」とはDr.オバジのフルネーム（Zein Obagiに由来します）)。前身となる「オバジ・ニューダーム・システム」と比べ、効果はもとより、長期使用に至る安全性も向上され、更なる信頼性の高いシステムとなりました。システム内での組み合わせにより、単体では生み出せない相乗効果をお肌にもたらします。美容的な効果だけではなく、肌の細胞機能や再生サイクルを改善させ、肌本来の健康的でトラブルやダメージのないみずみずしい肌へと回復させていく画期的なシステムです。
効果
- しみがなくなり、肌の色調が均一に整います。
- 肌の透明感が増し、ハリ・ツヤを伴った上質な肌に生まれかわります。
- 肌の中で保湿ができるようになり、みずみずしい肌になります。
- 小じわが改善し、毛穴も締まります。
- ふっくらと弾力のある肌になります。
- 皮膚の細胞機能が整い、肌の抵抗力を高め、強い肌を作り出します。
- にきびなどの疾患のない肌質を生み出します。
細胞レベルで本来の健康な肌を根本から作り直します。
治療コース
一人ひとりのお肌の状態やニーズ、ライフスタイルに合わせ、また最も日本人の肌に合うように考慮しながら、製品の種類や使用量、使用回数などをカスタマイズして行います。また、より安全に効果をだすために、ZO SKIN HEALTH製品にこだわらず他社の製品も多く織り交ぜて使用していきます。ゼオスキンヘルスサークルと呼ばれる理論(問題がおこれば即座にどのコースにも移動できて対処が可能)に基づき、主に３コースを使用します。
各コースを使い分けることにより、一人ひとりに合った継続的なスキンケアが生涯にわたって可能となり、美しく健やかなお肌へと導き続けます。また、この期間に必要に応じてレーザー治療を併用すると、レーザーによる合併症が軽減され、相乗効果も期待できます。
(ゼロリセットプラン)
Therapeuticコース
根本から肌を作り直す治療改善を主目的とした18週間のコースです。
このプログラムでは、皮膚は３段階(反応期、耐久期、完成期)の18週間の期間を経て、肌の美しさと正常な機能を取り戻します。
この期間に限って、ハイドロキノン(美白剤)、トレチノイン(ビタミンA)を使用します。
最初の６週間の反応期では、特に赤み、角質の剥離、つっぱり感、ぴりぴり感などの反応が強く出やすい３週間目までが少しがんばりどころです。それは肌が健康に生まれ変わるためには必要な反応であり、良くなるために通過するプロセスとお考えください。不必要な反応を出さないためにも、施術前にはすべての方に外用薬テストを行い、万全な準備を整えてから開始します。開始後も一人ひとりの肌の状態、反応の程度を見ながら、プログラムの調整を行います。
Maintenanceコース
Therapeuticコースで得られた結果を維持するためのコースです。
ZO SKIN HEALTHでは、ハイドロキノン(美白剤)、トレチノイン(ビタミンA)は約半年間に使用が限定されており、長期に使用するMaintenanceコースでは、主役のビタミンAはレチノールにかわります。同時に美白剤も別の成分にかわるため、ハイドロキノンアレルギーの方でも使用可能です。
また、このコース単体でお受け頂いても、高い効果をご実感頂けます。
Daily Skin Careコース
大きな改善を必要としない方のためのスキンケアコースです。レチノールに過敏に反応する方にも使用可能です。
症例(一部レーザー補助治療を含む)
よくあるご質問
Therapeuticコースは18週間する必要はありますか？
年齢や目的によって８週で終了したり、少し早めの16週で終了することはありますが、基本的には18週間で最良の結果に仕上げていくコースです。
18週間のTherapeuticコース後にメンテナンスコースは必要ですか？
Therapeuticコースで、主にビタミンAによって得られた最良の結果を維持するために、メンテナンスコースを継続することは重要です。メンテナンスコースでは、別のタイプのビタミンAに換えて継続使用していきますが、このビタミンAを長期で使用していくことが重要です。
メンテナンスコースをしていて再度しみがでてきた場合はどうしたらいいですか？
出てきたしみの形状、範囲などにより対処法をかえますが、一部分のみの短期間Therapeuticコースを選択したり、しみ治療レーザーや、フォトフェイシャルなども必要に応じて考慮していきます。
アレルギー反応などはありませんか？
一般化粧品のレベルを超えた「治療薬」という製品上、効果を期待できる反面、使用上注意を要することがあります。当クリニックでは、Therapeuticコース施術前には全例外用薬テストを行い、アレルギーの有無はもちろんのこと、より相性がいい製品にかえた上で施術を行いますので、アレルギー反応など問題となる反応抑えた施術が可能です。
肝斑は改善可能ですか？
一般的なしみ治療レーザー治療では悪化することの多い肝斑ですが、ZO SKIN HEALTH治療では肝斑があっても施術可能です。改善することもありますが、肝斑の原因、特性上、すべての肝斑で改善効果が得られるわけではありません。
ZO SKIN HEALTHでの「剥ける」ことは、ピーリングとは違うものですか？
ピーリングは、主に肌表面を単なる「剥がす」だけのものですが、ZO SKIN HEALTHでは本来の皮膚再生サイクルを取り戻すことによって、角質が中からのターンオーバーで剥がれていくところが全く違います。その結果、皮膚の中の細胞機能が正常になり、肌の奥から若返っていくところも違います。
顔が真っ赤になったり、皮がボロボロ剥けてきますが続けていいのですか？
ビタミンAによる肌が生まれかわる際の正常な反応の場合はご使用を続けて頂いて構いませんが、反応が出過ぎている時などは使用法の調整を行います。まれに看過できない原因による反応もありますので、診察時に判断させて頂いています。
皮膚の表面が剥けて、その結果肌が弱くなるということはありませんか？
皮膚の角質層は18週間の治療の間だけ薄くなりますが、表皮自体の厚さはむしろ厚くなり、丈夫で本来の肌機能を取り戻した強い皮膚ができあがります。
人と接する事が多いので、顔が赤くなるのを避けたいのですが…
施術前にお話しをお聞きし、ライフスタイルに合わせた反応を最小限に抑えたプログラムをご用意いたします。開始後、過度に出てしまった赤みやその他の症状に対しては、それぞれ対処方法がありますのでその都度対応いたします。
治療開始後に、思っていた以上に反応が出てしまった場合はどうしたらいいですか？
どの方も最初は少ない量で開始し、開始１週間目の診察でその方の反応の程度をみて適切な使用量・方法になるように調節をします。その時にその後の使用方法やプランを決め直すようにしています。
Therapeuticコース中に、重要なイベントができて、赤みやかさつきをなくしたい
ときはどうしたらいいですか？Therapeuticコース中は、一部の外用薬を1週間から数日前に中止すると、完全に赤みやかさつきなどの反応はなくなります。イベント終了後に再開して頂きます。
Therapeuticコースを始めるのに適した季節はありますか？
季節によって副反応のでかたが少し違います。夏は汗などの影響でかさつきが少ないの対し、冬は乾燥の関係上かさつきが多くでますがマスクができるなど、どの季節に始めても一長一短があります。日焼け止め対策は年中どの季節であっても入念にお願いしています。
ZO SKIN HEALTHは顔だけにしか使えませんか？
顔以外の部分も使用できます。首や手などの年齢感の出やすい部分にも使用可能ですが、部位によって異なる皮膚の特徴を考慮して、部位ごとに使用方法をかえる必要があります。
目の周りにも使用できますか？
最初は目の周りを避けてご使用をお願いしておりますが、その方の反応の程度により目の周囲もご使用頂きます。眼瞼下垂が改善するなどの効果もでることがあります。
他の基礎化粧品も併用してもいいですか？
ZO SKIN HEALTH製品は、一貫してお使い頂くことにより、各成分の機能が効果的に働くようにシステム化されています。よって、基本的にはZO SKIN HEALTH製品のみでご使用頂きますが、患者様の状態により当クリニックで推奨するものも併せてご使用頂くことがあります。
日焼けしても大丈夫ですか？
特にTherapeuticコース中は、日光に対して敏感になっているため、18週間の治療中は日焼け止め対策を入念にお願いしています。日焼けの可能性のある場合でも、日焼け止めを塗り直して頂くことができれば問題ありません。
市販薬にもレチノール含有製品はありますが、どう違いますか？
レチノールは、含有量またその含有形状により効果が全く違うため、市販レチノール製品の効果は限定的であることがほとんどです。一方、ZO SKIN HEALTHでのレチノールは、含有量が多い上に浸透させるための特殊な技術が組み込まれているため、肌を根本から改善することが期待できる治療であることが違いとなります。
妊娠中の治療は可能ですか？
すべて外用薬治療のため大きな問題は起こりにくいと思われますが、念のため一部の製品のみ、妊娠中、授乳中のご使用を控えて頂いています。