ビタミンA治療では
肌という臓器の
働きの改善が最重要
製品・メーカーによる違い

ビタミンA治療で最も重要なことは、見た目の綺麗さ以上に、肌という臓器の働きが上がり肌のコンディションがいいと感じられるようになることであるのは、何度も申し上げてきました。
そのためには、ビタミンAの種類、濃度の違いの他に、メーカーによる製品の特徴の違いも理解しておくことが重要です。
メーカーによって浸透システムやベース基剤が違うため、同じビタミンAの種類、濃度であったとしても同じ効果、結果にはなりません。使いにくさや合併症などの悪い面に関しても同様に違いがあります。。

ここでは、エンビロンから GAUDISKINにかえた症例で見ていきます。
エンビロンは守りに振った種類のレチノールを製品のメインにしているメーカーですが、攻めのレチノールに振ったAブーストという製品もあります。

✅症例(40歳代 女性)
この症例では、エンビロン モイスチャークリーム4に加えAブースト2(2P使用)まで使用しておられ、攻めのレチノールまでかなり量が入っていることになります。しかし、肌のコンディションが悪いままで乾燥肌も改善せず、見た目にも肌の臓器として状態が良くないことが伝わってくると思います。むしろ使用することで肌機能を悪化させているとも考えられます。

同じ攻めのレチノール成分配合である GAUDISKINデュアルレチノライトにかえて使用してみますと、高濃度ではないのに肌のコンディションが改善し、その結果見た目にも肌状態がいいことが写真でもはっきり見て取れるほどにかわった事がわかると思います。​
(インナーモイストTAローション、エクラリバイブ、デュアルレチノライト(1P 連日)使用)

この症例とは逆にGAUDISKINから他社にかえたら良くなったという場合もあるでしょうから、ここでは GAUDISKINが他社よりも優れていると言いたいのではありません。

ビタミンAは種類、濃度の差の他にも、製品による差があることも知って頂きたいのです。
このことは、ZO SKIN HEALTH、Revisionなどのレチノール製品すべてに当てはまります。

他人が評価する製品の善し悪しよりも、自分の肌に合うかどうかが大切です。​

医療機関におけるスキンケアで最も重要なことは、まずは肌のコンディションが良くなること。
しかし、多くの方でレチノール量が入りすぎているのが現状であり、レチノールの本質的な効果を享受できていないことも多いのではないかと思います。

自分の肌に合ったビタミンA製品に出会い、その最適な使用法に到達することがすべてです。

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こちらの記事はInstagramからの転載となります。
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