✅①ご使用アイテム数が多い
GAUDISKINは、アイテムが少なく最大限の効果が発揮されるように設計されています。特に女性は日焼け止めやメイクなど含め顔にのせるものが多くなりがちです。塗布量や化学物質量を最小限にするために、基礎化粧品は最低限である必要があります。
しかし、商売的スキンケアが優先されるとアイテムは多くなる傾向にあり、少ないアイテムでのスキンケアを推奨されることはほとんどなくなってしまいます。
その結果、化粧水からメイクまで恐ろしいほどの層が肌の上に幾重にものる事になります。少し立ち止まって考えてみると不自然であることとわかりそうなものですが、それが常識化してしまうと、むしろ減らすことに不安を感じるようになってしまいます。
そこで GAUDISKINでは、まずは少し多めの化粧水だけで生活して頂いています。
クリーム基剤がなくてもこの水分1本で保湿がほぼ完成できることの実感を第一にして頂き、今までの概念を変えることから始めています。そこから、必要なだけ最小限にアイテムを追加することを推奨しています。
多くのアイテムを使用することで幸せなお気持ちになるのであれば、それもスキンケアの一つかもしれません。しかし、肌のことを優先するのであれば、化粧品類はいかに少ないアイテムで最大限の効果を出せるかが重要です。特に肝斑の方は摩擦、炎症の点から少ないほどいいと思います。(投稿No.33参照)
究極に少ないアイテムでスキンケアをするなら、化粧水のインナーモイストTAローションのみの使用が究極です。十分な保湿力でありながら、クリーム基剤ではないのでべたつきが少ないため、男性やお子様にも1本で済む塗った感が少ないスキンケアとして、常用して頂けたらいいなと思っています。
医療機関でのスキンケアでは、商業的スキンケア路線に走らず、アイテム数を減らしてあげることも重要な責務と考えています。
GAUDISKINでは、アイクリームや保湿剤、特殊な単一成分効果をメインとする製品などの常用は不要と考えています。本当にその成分が肌に必要であれば、顔全体に使用する常用スキンケア製品に入れる方針です。
GAUDISKINでは、極力少ないアイテムでのラインナップを目指しています。
✅②レチノール使用量が多すぎる
デュアルレチノプラスの使用量が多すぎる方が多いです。
私のところの患者様のほとんどが、マックス1P連日の使用法です。経過をみて上げる方がおられても、顔面と頸部合わせて2P連日(顔の取り分が1.3P分程度)の方が極少数おられる程度です。
最初は顔面で2P連日など問題無く使用できても、それは長期に継続使用できる量ではない事がほとんどです。
また、いまだにビタミンA反応がでること前提での勘違い使用法の方もおられます。
レチノールではビタミンA反応が出たとしても、使用開始1ヶ月間のみ極かすかなビタミンA反応が許される程度です。
レチノールの最大の目的は、肌のコンディションが良くなることであり、ビタミンA反応を出してもいいトレチノインとは使用法が全く異なります。
デュアルレチノプラスご使用の場合、顔面のみの量としては1P連日以下になる使用法にとどめることを推奨いたします。とはいえ、数日に1回程度しか使用できない様では、製品の濃度が肌に合っていません。毎日ビタミンAを補充できるような使用法が適切です。(投稿NO.23,24,31参照)
肝斑のある方、炎症で地色が濃くなりやすい方、若年の方はデュアルレチノライトをご使用ください。
エクラリバイブ併用の場合は、ペプチド類がレチノールの補完をしますので、レチノールを積極的にあげて使用する必要がありません。
エクラリバイブが発売されてからは、私の中ではデュアルレチノライトの使用割合が上がりました。デュアルレチノライトの患者様のご使用割合が4~5割になれば、全体として適切な使用方法になっているのではないかという感覚を持っています。
少しでも無理してプラスをお使いの方は、必ずライトにかえてください。有害事象のみがなくなり、レチノール量が半分になってもいい効果は変わらないことがほとんどなので、安心して落として下さい。
デュアルレチノライトでも強すぎて使用できない方もおられます。
その場合は、他社低濃度ピュアレチノール製品(ナノメッドVAエッセンス、TAレチノアドバンスなど)をお使い下さい。
それでも使用しにくい方もおられますので、その場合はエクラリバイブだけで十分だと思います。
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