レーザー併用GAUDISKIN
セラピューティック
肝斑合併しみ治療例②

この症例も、治療が簡単ではない肝斑合併のしみタイプです。

レーザー初日併用 GAUDISKINセラピューティック治療を施行しました。
この例も、治療には少し思い切りが必要となる症例です。

肝斑合併例ではすべての症例で、セラピューティック前に1~2ヶ月間の肝斑治療を先行しています。
トラネキサム酸1500mg内服、肌の摩擦改善、化学物質極力フリー、過保湿フリー(基礎化粧品は、トラネキサム酸含有のインナーモイストTAローションのみ:これだけで保湿が出来てしまうことがほとんど)を行っています。

✅治療前(写真1)

 
肝斑としみが入り混じる状態です。
前医のしみレーザー治療ではかえって悪化し、肝斑トーニングでも効果なしとのことでした。
レーザー禁とされる肝斑含め、すべての色素にセラピューティック初日にレーザー照射施行しました。

✅1週目(写真2)

 
レーザーによるかさぶたは少し残存していますが、既にしみも肝斑もすべての色素が取れたと思われる状態です。ビタミンA反応は軽度です。

✅3週目(写真3)

 
レーザーによる炎症後色素沈着が全面につきました。
しかし、照射した全面に起こることはかなり稀であり、通常はついてもほとんどが一部分のみです。
この症例では、残念ながら全面につきましたが、肝斑の悪化ではないと思われます(一部はあるかもしれません)。
ほくろに炭酸ガスレーザー治療施行しました。

✅7週目:セラピューティック終了時(写真4)

 
炎症後色素沈着がたったの1ヶ月ですべて改善しました!
セラピューティック併用下では、改善するのが早くなります。
よって、セラピューティック併用下では、レーザー治療をアグレッシブに照射できます。
ビタミンA反応は終始軽度のみでいけました。

✅終了後 1年目(写真5)

 
肝斑の再発もしみの再発も極軽度で収まっており、難治な色素改善としては経過良好と思います。
レチノールによる肌質改善効果は安定して得られています。

外用のみであっても、レーザー併用であっても、GAUDISKINを使えばどの人も同じ結果が得られるわけではありません。使うための信念が重要です。

そのためには、手痛い経験を含めた数多くの経験、そこから生み出された治療感覚・視点・方針を身につけることが必要です。
そのベースの上で治療すると、感動して頂ける結果に到達しやすくなると思います。

GAUDISKINもZO SKIN HEALTHも、型のごとく単に塗るだけではベストな治療にはなりにくく、期間限定の作業となってしまいかねません。

治療する側は、治療される方がよくなりたいと思う以上にその気持ちを強くもつことが必要であり、治療信念・哲学にぶれがない姿勢をとり続けることが大切だと思います。

注)これは私個人の現時点での治療方法一つであり、 GAUDISKINとして定められた治療法ではありません。担当される先生の方針に沿って治療をお願いいたします。

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こちらの記事はInstagramからの転載となります。
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