医療機関で病気を治すために使用される内服薬や外用薬は、従来から使用し続けられてきたものがほとんどで、新薬の使用はほんの一握りです。
目新しいものに闇雲に傾くよりも、まずは効果の裏付けも長年の実績も信頼もある治療薬を、効果が期待できる量で実直に使用することが、病気や症状を的確に治すためには、重要と考えます。
しかし化粧品では、肌という臓器機能を改善する目的であっても、確実な効果よりもワクワクする成分、長年の実績よりも目新しい話題性のある成分に焦点が向けられがちです。
これは他社製品との差別化のために販売戦略としては重要なことですが、医療機関専売品ではこういう要素は全く不要であり、王道の成分の使い方で差別化が行われた方がいいと考えています。
一例をあげると、 GAUDISKIN化粧水のインナーモイストTAローション。
この製品では、多くの方が今までにない驚くほどの保湿感を体感されます。しかし、目新しい成分などは全く配合されておらず、よくある王道の成分のみで構成されています。同じ主成分を使用した他社製品もありますが、効果の実感には差があります。
成分そのものも重要ですが、どう配合されるかの方がよっぽど重要なのです(注:濃度だけでなくバランスも)。しかしここは、成分表を見ても全く見えないところなのです。
たしかに、毎年心引かれる新成分も数多くでてくるのですが、よくよく調べると売り文句ほどのものでは無いものがほとんどと感じています。しかし、一般の方がそこを正しく判断することはほぼ不可能であり、よさそう!と思ってしまいがちになるのは致し方ないところです。
また、同じ病気を治すのならば、多くの薬(=アイテム)を使用する処方よりも、極力少ない処方で効果を上げられる方が上手な処方といえます。
しかしこれもまた、化粧品に関しては上手な処方が優先されず、効果を追求していくとアイテム数が多くなってしまいがちになります。
多くの薬を使用する処方を「薬漬け」と称するならば、化粧品アイテムを多く使用することは、「化学物質漬け」と称するに等しいと思います。
商売的要素が肌の喜ぶ治療よりも優先してしまった結果、多くのアイテムを使用することになりがちです。
しかし、医療機関専売品では、それとは反対にアイテムが少ない処方で最大の効果を出せるようにすべきと考えます。
医療機関専売品というのは、医療機関だけで扱われるということが本質ではありません。
きらきら心躍る事に頼るのでは無く、成分的には派手さはなくても、実直な成分でしっかり肌という臓器のことを考えて、医師の指導のもと最大の効果を安全に追求できることが本質です。
GAUDISKINでは、購入前には大きく心躍らなくても、購入後に小さく密かに心躍ることを噛みしめ続けられる製品でありたいと思います。心あおるようなものではなく、購入後に心落ち着いて、心惑うこと無く安心して使用できる少数精鋭のラインナップを目指しています。
毎日使用するアイテムは、多さではなく、少なさで競って頂きたいと思います。
患者様にあれもこれも塗りましょうねと言って笑顔になられる患者様をほぼ見ません。
しかし、塗る物はこれだけでいいんですよと言うと、ほぼ全員が笑顔を見せられます。
であるならば、これが正しい答えなのです。
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