「デュアルレチノプラス」
レチノール濃度について

ピュアレチノール濃度は、単に数値で製品間の優劣も序列もつけることができず、目安程度にしかなり得ません。

ZOやOBAGI360などの海外製品のピュアレチノールの濃度を測定すると、すべて製品表記の7割くらいの数値となります。誘導体を含んだ原材料を使用しているからではないかと考えていますが、もしかしたらすぐに劣化しているのかもしれません。

デュアルレチノプラスでは、ピュアレチノールを純度で測って入れています。
よって、単にその濃度表記で海外製品と較べられないのですが、海外製品表記に合わせますと、デュアルレチノプラスのピュアレチノール濃度は、0.57%となります。

しかし、これにパルミチン酸レチノールも高濃度に加わってくるために、ピュアレチノールとして結局何%増える換算になるのかわからず、製品としての総レチノール濃度は数値化が難しくなります。

よって、デュアルレチノプラスの総レチノール量は、ピュアレチノール換算で
「0.57%以上(海外製品表記に準じる)」
と表記するしかなくなります。

濃度以外にも、基剤や浸透システム、併用するスキンケア用品、肌の状態、体調、紫外線の量など・・・効果に影響を及ぼす多因子が複雑に絡み合うために、単なる数値の比較は意味をなさなくなり、数値はその製品の実態を表さなくなります。

デュアルレチノプラスのレチノール濃度の決め方は、すべて臨床結果から導き出された経験値であり、理論値ではありません。

よって実際に使用してみると、海外製品のように過度な効果や副作用が前面に出やすくなるのではなく、使用とともにだんだん肌のコンディションがよくなり、その結果副作用も少なく見た目もよくなるという効果の出方になるよう設計されています。

現在、製造後1年は全くピュアレチノール濃度に変化がないことを確認しております。
その後も急激に劣化するとは考えにくいですが、引き続き経時的に濃度計測を行っていきます。
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